介護福祉士からは、ケアマネにキャリアアップするのが一般的です。
なぜなら、看護師など介護とは違う分野にキャリアアップするためには、最悪休職をして数年学校に通わなくてはいけなくなるからです。ケアマネなら、その必要はありません。現場で仕事をすることがケアマネの受験資格を満たす行動になるので、無理なくキャリアアップをしていけるのです。
ケアマネになるための条件は細かく規定されているので、まず自分がその条件をクリアしているか確認することが大事になります。人によっては、クリアする条件が異なることもあるので、自分の場合はどうなのか、個別に確認をする必要があります。
介護業界で長年働いてきた人なら、介護福祉士の資格は持っていることが多いようです。その場合なら、法定資格を所有していることという条件は自動的にクリアしていることになるので、この点は気にする必要がなくなります。問題になりやすいのが、業務に従事した期間の確認です。基本的には5年以上、900日以上の勤務実績が要求されるのですが、過去に自分がどれぐらい仕事をしてきたのかは、案外覚えていないものなので、一度確認しておくといいでしょう。
また、事業所の変更があった場合には、前に勤めていた施設に日数の確認をしてもらわなければいけないこともあるようです。実務経験証明書を添付する必要があるのですが、この書類の準備が少し面倒のようです。
将来的にケアマネになると心に決めているなら、介護業界に入った時点から日数の記録を付けておくといいでしょう。
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